・普通の試験と何が違うの?
・S-CBTのメリット、デメリットは?
この記事はこのような悩みを解決します。
英検には通常の試験以外に「S-CBT」という試験方法があります。
今回はS-CBTとはどんな試験なのかについてお伝えします。
この記事を読めば、S-CBTについて3分でわかります。
少しでも参考になればうれしいです!
通常の英検試験とS-CBTの大きな違いは受験方法
従来の試験 | S-CBT | |
試験方法 | 二次試験まであり (4,5級は一次のみ) |
4技能が同日に受けられる |
検定料(3級) | 6,400円 | 7,200円 |
日程 | 年3回 | 原則毎週土日開催(一部で平日も開催) |
会場 | 全国約230都市 | 47都道府県 |
受験級 | 1級~5級 | 準1級、2級、準2級、3級のみ |
通常の試験とS-CBTの最大の違いは試験方法。
S-CBTではreading、writing、speaking、listeningの4技能をすべてパソコン上で受け、1日で終わらせることができます。
※writingのみパソコンにタイピングして解答するか、書面上で解答するか選べます。
従来型は3級以上の場合、スピーキングテスト以外が一次試験、それに合格すれば二次試験のスピーキングテストを受けるという形なので、すべて1日で終わるのはうれしいですよね。
S-CBTのメリット・デメリットは?
1日ですべての技能を受けられたりするS-CBTですがデメリットもあります。
デメリット
- パソコンに慣れてないと少し辛い
- 準1級、2級、準2級、3級のみしか受けられない
- 2022年度の検定料値下げに伴い、従来型より値段が高くなった
パソコンを使う試験なので、普段からパソコンに慣れていないと辛いかもしれません…
ただ、そこまで難しい操作はなくクリックやタイピングができればOKです。
しかもwritingは紙での解答も選べるので、タイピングに自信がない方は手書きで解答することができますよ。
なお、画面等の説明は英検S-CBTのサイトに載っているので、事前に見ておくといいでしょう。
種別 試験方法 スピーキング ヘッドセットを使用して、音声を聞き取り、マイクに発話します。(録音式) リスニング ヘッドセットで音声を聞き、選択肢をクリックして解答します。 リーディング 選択肢をクリックして解答します。 ライティング キーボードで英文を入力します。 引用:英検CBT 「試験方法」
そして個人的に嫌だな~と思うのが、従来型より受験料が高いこと。
2022年度に検定料が値下げされ、値段が変わりました。
参照:2022年度 「英検」・「英検S-CBT」・「英検S‐Interview」の検定料のお知らせ(値下げ)
それまではS-CBTの方が安かったのですが、2022年度からS-CBTの方が高くなってしまいました…
従来型の検定料は級によっては1000円以上値段が下がっているのに、S-CBTの方は数百円しか下がっていません。
3級だと従来型より800円も高いので、ちょっと辛いですね…
メリット
- 1日で4技能受けられる
- 毎週土日に(エリアによっては平日も)開催しているので予定を合わせやすい
1日でreading、writing、speaking、listeningのすべてが受けられるはとてもラクです。
スピーキングもその日に終わらせることができるというのが、わたしがS-CBTを受けようと決心した一番の理由。
従来型だとreading、writing、listeningを1次試験に行い、そこで合格するとspeakingの2次試験に進むという形です。
わざわざ2次試験のために、2度も試験会場に行くの面倒くさいですよね…
また、土日に開催しているのも土日休みのわたしにとってはメリットでした。
S-CBTの申し込み方法は?
以下のリンクから申し込みができます。
確認事項も載っているので、事前によく読んでから申し込んでくださいね。
まとめ
☆S-CBTとは?
- パソコン上で受ける試験
- 1日で4技能の試験が終了する
- 原則毎週土日に開催している(一部では平日も)
- 準1級、2級、準2級、3級のみ
2020年12月に3級のCBTを受ける予定なので、受けてきたらその感想などを記事にしようと思っています。
(2020年12月追記)
先日CBTを受けてきたので記事にしました!
良ければご覧ください。