・どんな本なんだろう?
この記事ではこんな風に思っている方に向けて書いています。
以前から気になっていた本「人を動かす」を読んでみました。
- 著者
- 内容
- 読んだ感想
- 学んだこと
などについてお伝えします。
この記事を読めば大ベストセラー「人を動かす」の魅力がわかります。
「人を動かす」について

「人を動かす」は1937年に発売されてからいまでも売れ続けているベストセラー本です。
日本でも500万部以上売れています。
著者や内容についてご紹介していきますね。
著者
デール・カーネギー氏。
俳優や雑誌記者などマルチに活躍し、のちに弁論術や成人教育の講師として活躍。
内容・要約
著者の体験談やリンカーンなどの偉人のエピソードをもとに、
- 人を動かす三原則
- 人に好かれる六原則
- 人を説得する十二原則
- 人を変える九原則
の計30原則が書かれています。
「人を動かす」を読んだ感想

最初は「難しい内容の本かな」と思いながら読んでいたのですが、著者自身やまわりの人の体験談をもとに書いてあるので、スッと内容が頭に入ってきました。
人を非難したくなったときや、行動させたいときにどういう風に振る舞えばいいのかが「人を動かす」には書いてあります。
「人を動かす」ってなんだか人を操るとか操作するとかあんまり良くないことのように感じるけど、まったくそういう内容の本ではないです。
人とのコミュニケーションや人間関係がうまくいくコツが分かる本です。
1原則につき、10ページ前後でまとめられているのも読みやすかった。
「人を動かす」を読んで学んだこと3つ
- 相手を理解する
- ささいなことでもほめる
- 「イエス」と言わせる質問をする
相手を理解する
相手がなぜそんなことをするのかを考えることが大切だと書いてありました。
そうすると同情や寛容といった感情が生まれてくるのだそう。
イライラしないで相手の話を聞き、理解するように努めていきたい!
ささいなことでもほめる
どんなささいなことでもほめて相手に重要感を与えることが大切。
ほめられると嬉しいですよね。
ほめてから注意すると、相手はそんなに苦言に感じないそうです。
まずほめることは、歯医者の麻酔のようなものだと書いてありました。
あとでガリガリと削られるけど、麻酔をしておけば痛みも和らぎますよね。
「イエス」と言わせる質問をする
最初に「ノー」と言わせると、それを引っ込めさせるのは難しい。
「イエス」と言わせると、肯定的な方向に動いて、否定していたことも肯定するようになるとのこと。
この3つを実生活で活かしていきたい!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「人を動かす」の内容や感想についてご紹介しました。
- 相手を理解する
- ささいなことでもほめる
- 「イエス」と言わせる質問をする
生きていく上で人とのコミュニケーションって必要不可欠ですよね。
「人を動かす」を読めばよりよい人間関係を築けて、いい人生を歩めるコツがわかります。
人間関係で悩んでいる人、ついイライラして子供にあたってしまうお父さんお母さんなどにぜひ読んでもらいたい本です。
文庫版なら千円以内で買えるのでまだ読んだことがない方はぜひ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

