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【甘く見てた】漢検準1級はテキストだけでは受からないレベルだった件

【甘く見てた】漢検準1級はテキストだけでは受からないレベルだった件
悩む人
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  • 漢検準1級って1回で受かる?
  • テキスト・問題集だけで合格できる?

この記事はこのような悩みを解決します。

結論から申し上げますと、漢検準1級はテキスト・問題集を完ぺきにしても1回で合格するのは難しいです。

ここ最近は難化していて、前回の試験である2021年第2回の合格率は1級よりも低い5.5%という鬼畜ぶり。(1級は6.4%)

漢検1級を持っている芸人さんである「きくりん」さんも、準1級は5回落ちて6回目で受かったようです。

今回は、

  • テキスト・問題集だけで合格するのは難しいと思う理由
  • 合格に近づくための対策法
  • 最終手段

についてお伝えします。

この記事を読めば、漢検準1級初受験の心構えがわかります。

少しでも参考になればうれしいです!

 

テキスト・問題集だけで合格するのは難しいと思う理由

 

2022年2月13日、漢検準1級を初めて受けてきました。

テキスト・問題集6冊をほぼ完ぺきにして挑みましたが、実際の試験では初見の問題が結構あり撃沈…

※ちょっとここからグチみたいになってしまいますが、お付き合いいただけるとうれしいです…

まず、「滝」の音読みが出題されたのよ。

わたし
わたし
滝の音読みなんか知らんよ…

滝の音読みわかりますか?

正解は「ロウ」。

滝の音読みは1級に出題されるような問題なんです…

実際に平成29年の第3回試験に1級の問題で「滝滝」という読みが出題されています。

「滝」は準1級の配当漢字でもないし、対策なんてしてませんでした。

共通の漢字も5問とも初見の問題で、2問はなんとか解けましたが残り3問は全く分からず…

共通の漢字の問題って難しいですよね…

10点配当で難易度が高いこともあり、共通の漢字は捨ててもいいのかなと思います。

そして書き問題。

「シ」の同音異義語の問題が3問出されました。

ここも初見で全く分からず、3問とも不正解…

四字熟語もしっかり対策したつもりが、わからない問題が1問だけありました。

4級配当の四字熟語でした。

前回の試験でも準1級配当以外の四字熟語が出題されていたみたいなので、もっと広く勉強しなきゃいけないんだなと痛感…

故事・成語・ことわざ問題も3つほど初めて見る問題がありました。

そして最後の大問10も書き問題が2つほどわからず…

空欄はよくないと思いテキトーに漢字当てはめて書いたものの、不正解となってしまいました。

試験から約1か月後にWEBで結果を確認したところ、合格に8点足りない152点でした。

ここまでダラダラと書いてしまいましたがまとめると、テキスト・問題集をしっかり解いても本番で初見の問題が出る可能性があるよ~ってこと。

悩む人
悩む人
じゃあどうしたらいいの?
こうしてればよかったな~って思う勉強法を伝えるね!

 

合格に近づくための勉強法

 

テキスト・問題集6冊使ってそれらを完ぺきにしても、不合格になってしまった準1級。

改善点を挙げるとすると、

  • 四字熟語を準1級以外も勉強する
  • 準1級配当漢字以外も復習する
  • ことわざ辞典を活用する
  • 新しい問題集を使う

くわしく説明しますね。

※ここに書いてあることは、テキスト・問題集を完ぺきにした後余裕があれば取り組んでくださいね。

 

四字熟語を準1級以外も勉強する

四字熟語は準1級以外の範囲も出題されたので、準1級以外もさらっとやっておくのが良いでしょう。

四字熟語の勉強は、日本漢字能力検定協会から出版されている「漢検四字熟語辞典」がオススメ。


 

類義語・対義語含め約5000語以上の四字熟語が掲載されています。

四字熟語の下に何級配当の四字熟語かが載っているので、勉強しやすいですよ。

 

準1級配当漢字以外も復習する

「滝」の音読みが出たり準1級以外の漢字も出題されています。

「麗」という書き問題もあったのですが、「あれ…ここって跳ねるっけ…」と記憶が曖昧になってしまいました。

準1級以外の漢字もさらっと復習しておくと良いでしょう。

 

ことわざ辞典を活用する

今回の試験で初見の故事ことわざが3問もあったのがショックでした…

なので、ことわざ辞典を読んで学習するのも手かなと思います。

漢検1級リピーターの「あびさん」がオススメしている「新明解故事ことわざ辞典」がオススメ。

コチラの記事で紹介されてます。↓↓

漢検1級の世界とは?出題レベルや独特の勉強法を漢検&日本語検定1級YouTuberに聞きました!


 

新しい問題集を使う

2021年から各出版社から発売されている漢検準1級の問題集が新しくなりました。

わたしはそれより前に問題集を買っていたので古い問題集で勉強していました。

新しい問題集を使って勉強していたら違う結果が出てたかもな…と思うので、これから勉強する方は、新しい問題集を使って勉強することをオススメします。

漢検準1級のオススメ問題集↓↓

 


 



 

 

最終手段

 

漢検は回によって難易度がさまざま。

冒頭でもお伝えした通り、2021年度第2回の合格率は5.5%ととても低い数字ですが、2020年度第3回は30.1%と高い合格率なのです。
(引用:日本漢字能力検定 年度・回ごとの級別志願者数・合格者数

なので、簡単な回に当たるまで受験し続けるという数撃ちゃ当たる戦法も…

今回受験した回の合格率はまだ出ていませんが、高くはなさそうかなという印象でした。

次回や次々回がサービス回であることを期待して、もう少しがんばってみようかなと思います。

 

まとめ

 

  • テキスト・問題集だけでは合格が難しくなっている
  • 準1級以外配当以外も学習すると合格に近づける
  • 新しい問題集を使おう
  • 辞典を活用しよう

ここ最近は難化していて、テキストや問題集だけでは合格が難しくなっています。

今回ご紹介した方法でぜひ合格を勝ち取りましょう!



 


 


最後までお読みいただきありがとうございました!